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ちょっと待って、新東名(第二東名)

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伊勢原市における第二東名建設の経過、情報、個人的意見を載せていきます

高速道路保有・債務返済機構について・その1

 「新東名問題を扱うなら、中日本高速道路株式会社と高速道路保有債務返済機構の関係をはっきり説明する必要があるんじゃないの?」という御意見を頂きました。
 少しずつ、調べて、いきたいと思います。

 今回は第一回目で、不定期に続けます。


 「高速道路保有・債務返済機構」のホームページにおいて業務の概要が書かれています。
そこから一番初めのところを引用します。(これから高速道路保有・債務返済機構を「保有債務返済機構」と記します

 「機構は、高速道路に係る道路資産の保有・貸付け、債務の早期・確実な返済等を行うことにより、高速道路に係る国民負担の軽減を図るとともに、6つの会社による高速道路に関する事業の円滑な実施を支援することを目的としています。」

 最初に「機構は高速道路に係る道路資産の保有・貸付を行う」とあります。これはどういうことかというと、次を読むと分かりやすい。
 それに続く「基本的な枠組み(4)」に、

 「会社が建設した道路資産は、原則として工事完了後に機構に帰属。同時に会社が建設のために負担した債務は、機構が引き受ける。」とあります。

 つまり、「道路資産の保有・貸付」とは、高速道路は出来ると、保有債務返済機構の物になるんですね。それから、作るときにできる借金も、機構のものになるということです。

 私が、アパート経営するとして、アパートをつくるときにできる借金を保有債務返済機構が引き取ってくれるのです。それからアパート自体も保有債務返済機構のものになる。この場合の「私」にあたるのが、新東名における中日本高速道路株式会社です。
 
 この時、アパートを作るお金は、私が調達します。新東名でいうと、中日本高速道路株式会社が新東名の建設資金は借金してくる。その中日本の借金で、工事をすると、借金と新東名を両方、保有債務返済機構が引き取ってくれるのです。


 「道路資産の貸付」とは、いったん保有債務返済機構のものになった高速道路を、中日本高速道路株式会社などの高速道路会社に貸すということです。
  私(中日本高速道路株式会社)は、そのアパート(新東名)を保有債務返済機構から借りて、他人にそれを使わせて、家賃(通行料)を取り立て、保有債務返済機構に返していく。その家賃で保有債務返済機構が引き受けた借金が減っていくという構図です。
  
 民営の株式会社といいながら、工事の借金を保有債務返済機構が引き受けてくれるなんて、変な会社がありますかね。これは、株式でお金を集めて事業をする会社とはいえない。会社が借金しても保有債務返済機構が引き取るなら、危機感も負担感も乏しいとしかいいようがないと思います。
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by chottodainitoumei | 2012-09-28 10:54