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ちょっと待って、新東名(第二東名)

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伊勢原市における第二東名建設の経過、情報、個人的意見を載せていきます

平成27年度伊勢原市内の新東名(第二東名)工事予定2

 まず地図を見てください。
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@工事の概況。
 本格的に工事に入る状況。地図の黄色い部分は、考古学調査(縄文時代~鎌倉時代)を今後行うが、赤い部分では工事が開始される。
 大山街道から、圏央道の海老名北ジャンクションまでの区間は、平成30年度末(31年3月)までに完成予定。
 施工業者の決定もした。
 平行して県道603号も平成30年完成予定。
 246バイパスは、遺跡が多く、平成30年にはできない。
 
 @工事の周辺への影響。
 騒音、振動の影響がある。基準が法律で決まっており、それに沿って行う。苦情が来れば、家庭訪問なども行う。家の内部が壊れるなどが想定される場合、工事前後に訪問して変化を調査する。
 騒音については、クラクションを鳴らさない、低スピードの走行などを依頼している。

 @通行止め。 夜間工事。
 日中に工事を行い、夜間はなるべく行わない。しかし現東名や国道246や小田急線を超える部分については、通行止めにするため、日中ではなく、夜間に行う。通行止めを行うと東名高速や国道246やその他の道路が使えなくなる。

 @環境対策
 平成23年度「新東名高速道路・海老名~伊勢原間動植物調査」をもとに質問。
 オオタカ。
 オオタカについては、時期により工事の仕方を変えて影響を少なくしていく予定。例えば、3月下旬から7月上旬は敏感度が極大なので。影響が少ないようにする。しかし営巣地から500m離れているので、今のところ影響はないと聞いている。観察は続けている。

 平成23年度「新東名高速道路・海老名~伊勢原間動植物調査」によれば、工事区域には絶滅危惧種や準絶滅危惧種の動植物がいる。

 絶滅危惧種
 (魚類では、キンブナ、メダカ、ホトケドジョウ、メジカ、カジカ。植物では、ミズタカモチ、キンラン。鳥はオオタカ、ノスリ)

 準絶滅危惧種
 (植物は、ウスゲチョウジタテ、ミゾコウジュ、エビネ、魚は、アブラハヤ、オオヤシノボリ)

 減少種
 (鳥は、ヒバリ、ツバメ、キセキレイ、セグロセキレイ、モズ、セッカ、キビタキ、カワラヒワ)

 こうした種については沈砂池をつくるなどが対策。

 @ 大気汚染対策
 トンネルの出入り口には、飛行機のエンジンのような排気装置を付ける、それには大気を改善させる装置はついていない。大気汚染の悪化については環境影響評価で問題ないと言われており、一切行わない予定である。

 @ 防音壁について
 防音壁は交通量が現在の東名より少ないとの推測があり、現在の東名よりも壁を小さくする予定。

 感想。 
 (環境対策は大丈夫なのかと疑問が浮かびましたが、今回は工事全般についての質問なので、いろいろな質問は控えました。また中日本は、通行料で工事費用の借金を払う予定なので、その交通量で借金が払えるのかという疑問が質問者に浮かびました)

Tags:#第二東名(新東名) #平成27年第二東名工事予定 #伊勢原市第二東名27年工事予定
by chottodainitoumei | 2015-04-22 17:41

by chottodainitoumei